アリンコン独り会~花見の会~
毎度少ないお運びありがとうございます♪ 今年も桜の季節となりました。アリンコンんちの庭にも枝垂れ桜が咲きまして、今回の独り会は桜の下からお送りします。
おなじみ♪おつかいアリさん♪の出囃子で登場のゆらゆら亭アリンコンです、「長屋の花見」でお付き合いを願いますー。
落語の方では長屋というのはおなじみの舞台、その長屋の7人衆が大家さんに呼ばれ、この7人がまた店賃なんかちっとも入れてないときてるからその催促じゃないかと警戒しながら大家さんを訪ねて行きまして。
さて大家さんがみんなを呼んだのは店賃のことなんかじゃなく、世間に貧乏長屋なんて呼ばれて気が利かない、そこで、悪魔祓い、貧乏神祓いでパーーっと花見に行こうじゃないか、というお誘いでした。しかも、一升瓶が3本に肴はかまぼこと卵焼き、それだけ自分が心配したから、お前たちは体だけでいいよ、と。 それを聞いた7人衆、俺たちのために酒肴を用意して花見に連れてってくださろうてんだ、ありがてぇ大家さんだ、と大喜びで口々にお礼を言いますが、そんな無邪気な7人衆を見て、大家さん何やら告白いたします。
それでもハタから見れば全て本物に見える、と言ってきかない大家さん、
今月の月番と来月の月番は幹事になって働いてもらう、と米屋の毛氈=むしろを丸めて棒を差した物を担がせ、お茶けを持つ者肴を持つ者、みんなで陽気にでかけることになりますが、もう貧乏が身についた連中、なかなか大家さんのようにはいかないようで。
桜満開、すごい人出の上野の山に着いてもくだらないことを考えております。
花の咲き具合を気にする大家さん・枝の丈夫さを気にする店子、下の方だとほこりがすごいからと大家さん・いやいや下の方が上で本物で楽しんでる連中のとこからゆで卵がコロコロっと転がってくるかもしれないと店子。
米屋の毛氈敷くことひとつ、すんなりとはいきません。
腰を落ち着けたところで大家さんが幹事に酒を注いでまわれと言いますが、もちろんお茶けなんか誰も飲みたがらない。下戸だなんだと逃げ回る。
まぁ嫌いじゃないし、と気を利かせたつもりの店子だったが・・・・
かまぼこの葉っぱって・・・・。大家さんが、黙っておあがり! と一喝する始末。
飲んだり食べたりしてるのに誰も酔わないのはおかしい、とまた大家さん無茶なこと言い出します。もちろんお茶けじゃ酔えるわけもなくみんなうなだれていると、だったら月番が酔え! ということになりもうみんなヤケクソ。無理矢理ハイになって大家さんの景気のいいウソを混ぜっ返して遊んでおりますと、湯のみのお茶けに・・・・
今回の師匠:柳家小さん
























